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神葬祭のご案内 

神道の形式によって執り行われる葬儀を、神葬祭(しんそうさい)と申します。

神葬祭は、単に故人をお見送りする儀式ではなく、神道の教えに基づく御霊(みたま)の鎮魂と昇華の道でございます。
故人の御霊は、肉体を離れた直後「荒御霊(あらみたま)」の状態にあるとされます。荒御霊とは、この世への未練や情念をなお宿す、荒ぶる御霊の姿です。

この荒御霊を、通夜祭・葬場祭・鎮魂祭(十日祭・五十日祭)・納骨祭といった一連の神葬儀礼を通じて丁重にお慰め申し上げ、やがて「和御霊(にぎみたま)」すなわち、安らかで穏やかな祖霊神としての御姿へとお静まりいただきま。
それこそが、神葬祭の本質的な意義でございます。

五十日祭を経て、仮霊舎より祖霊舎(みたまや)へと御霊をお遷し申し上げることで、ようやく家の祖先神として正式にお祀りされるに至ります。
この過程は「鎮魂(たましずめ)」とも呼ばれ、御霊をただ静めるだけでなく、家の守護神として導き祀る、神道独自の霊的昇華の道であります。

当方では、現代の多様なご事情や価値観に寄り添いながらも、神道本来の精神と格式を大切にした神葬祭を真心こめてご奉仕しております。

  • ご家族・ご親族中心の小規模な神葬祭

  • ご高齢の方や遠方の方にも配慮した短時間の進行

  • 柔軟な場所・形式への対応

など、どのようなご相談にも丁寧に対応させていただきます。
故人とご遺族の心に寄り添い、真の鎮魂と感謝を込めたお見送りをご一緒に整えてまいります。

神葬祭の種類

Image by TOMOKO UJI

​ご遺体を直接火葬場へお送りする形式のご葬送にあわせて、火葬前後に御霊を丁重にお送りする神事です。お墓を持たないご家庭、またごく近しい方だけで静かに見送りたい方に選ばれています。

Image by Sora Sagano

葬場祭は葬儀の中心的な儀式であり、故人の御霊を清めて祖霊としてお迎えする大切な神事です。
神道における一般的な葬儀の形式として、多くの方に執り行われています。

Image by Hisu lee

神葬祭において、​最も丁寧な葬儀の形となり、葬場祭の前夜祭として通夜祭をお行います。故人の御霊と遺族の心を清める意義があります。

神葬祭後の神事

Image by Anthony Melone

亡くなった方の遺骨を墓地や納骨堂などに納める際に行う神事です。故人の御霊を安らかに鎮め、祖先の御霊として丁重にお祀りします。

Image by Aki Nakazawa

故人が亡くなった日から数えて 50日目に行う神道の祭儀です。御霊を穏やかな祖霊としてお祀りするための重要な節目の儀式です

Image by Masaaki Komori

故人の御霊に対し、感謝と敬意を捧げ、偲びます故人の命日を基準に

1年、3年、5年、10年祭と行います。

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